バイト先でお客さんブチ切れ。
画伯は画家になる前、地元のラーメン屋でアルバイトをしていました。
まぶしいぐらいの笑顔でホールや雑用をこなす画伯。
どことなく愛嬌もあるのでかわいいんですね、画伯。
あまり自慢する事でもないのですが、
店長にも「うちでは君が一番使えるね!」と太鼓判を押してもらえるレベルでした。
(※お店はぼくと店長だけ。)
しかし一度だけカウンター席に座るマダム(お客さん)をぶち切れさせた経験があります。
カウンターでビール片手にラーメンをすするマダム。
その対面のキッチンでらっきょうの皮をむき続ける画伯。
こんな状況をイメージして下さい。↓
らっきょうの皮むきは専用の機械(?)みたいなやつを使ってむきむきするのですが、らっきょうそのものが吹っ飛ぶことがよくあります。
なんかこう、ちゅるんっ!!って吹っ飛ぶんですね。
たぶん察しはつくかと思うのですが、
。。
。。
マダムの顔面に吹っ飛びました。
マダム「何?サービス?お手柔らかに頼むわよーw」
画伯「ホントすんませーん!向こうの隅でやります。w」
みたいな感じでやんわりムードで収まったのですが、その後とんでもない奇跡がおきました。
再びビール片手にラーメンずるずるなマダム。
マダムから2、3メートル離れたキッチンでらっきょうをむきむきする画伯。
。。
。。
。。
。。
マダムの顔面に吹っ飛びました。
信じられませんでした。2、3メートルは離れてたのでほんとに奇跡。
できればパラレルワールドに逃げ込みたい。
マダム「わざとやってんのかコラ!」
画伯「うぉ!!ほんっとにすみません!!お怪我は!?」
マダム「無いけどいてぇわ!!わざとだろ!?」
画伯「狙ってもできません!!ごめんなさい!!」
マダム「もういいからトイレでニンニクむいてろ!!」
このとき画伯はガチンコラーメン道2年目にして自分がいつもむきむきしてたものがらっきょうではなくニンニクだったことを知りました。
ちなみに店長はこの出来事の間ずっとキッチンの下に隠れて必死こいて笑いをこらえておりました。