神のようなお坊さん。
今日のは完全に愚痴です!!w
ぼくはゆとり世代というか単純にヘタレなのでけっこう早く仕事を変えたことがあります。
よくブラック企業には気をつけろなんて言いますが、ぼくにとって日本の会社は全てブラック企業だと思っています。(笑)
具体的に言いますと、すぐ辞めたのが飛び込み営業。
地獄でした。
端的に言えば個人宅を片っ端からピンポンして商品を売る仕事なんですが、営業がヘタクソな画伯は現地では嫌みを言われ、会社に戻れば数字が取れず灰皿が飛んで来る始末。
それでも半年近く頑張ったら平均以上の数字はなんとか取れる様になったんですが、数字が安定するとさらに高い目標を課されフルボッコにされます。
そんな毎日で恐怖感に襲われながら毎日必死こいて笑顔作って働いておりました。
いつか辞めようと思っても言い出す勇気も出ず延々と地獄をループする画伯でしたが、ある日お寺のお坊さんに救われ、一瞬で退職しました。
画伯の仕事は、たとえ寺であってもピンポンダッシュします。
お寺の住職の方なんかは基本的にお優しいのであんまり気兼ねせず押してたんですが、とあるド田舎の住職さんがすさまじかった。
ピンポーン。
画伯「すみませーん。」
お坊さん「はいはい、どちら様ですかー?」
ガラガラ、、、
お坊さん「!?」
画伯のセールスマンっぽい容姿を見た瞬間顔色が一気にこわばりました。
お坊さん「誰だお前は!!」
画伯「お忙しい中すみま、、、」
お坊さん「目を見れば分かるわ!!悪魔がついてる!!」
画伯「え?うそ?」
何か心身ボロボロな画伯は無駄に信じる。
確かに画伯はデフォルトで目が死んでるので悪魔っぽいかも。。。
お坊さん「お前の様な人間がいるから世の中ダメになる。その年じゃもう更生もできないだろう。」
画伯「すみません、失礼いたしまし、、」
バチコーン!!!
頭思いっきりはたかれました。
お坊さん「二度と近寄るな、かあさーん!!木刀ー!!」
ぎょえー、木刀!?
木刀取りに一度戻るお坊さん。
この間に逃げればいいんだろうけどダメージ受けた時点で画伯に久々に人間らしい感覚が戻っておりました。
すげぇムカついたんですよね。
罵倒されるのは慣れてたんですけど身体的にくらったことはなかったのでキレてしまいました。
お坊さま「まだいたのか!!」
画伯「まだ何も言ってねえのに悪魔呼ばわりはねーだろーが!!具体的にどんな悪魔か言ってみろ。木刀で殴れよ、通報するぞ!!」
こんな感じでお坊様に延々と罵倒を繰り出し、「文句あんならこっちに連絡しろ」と吐き捨て、名刺を投げつけて帰ってしまいました。
気付けば画伯はリアル悪魔に転生。お坊様としてはいい迷惑ですね。ほんと申し訳ない、、、
で、律儀な画伯は揉めたらすぐ会社に連絡する掟を守り自ら自首しました。
会社に戻ると鬼の形相の上司が待っていたのですが、すでに悪魔に転生してるのでここでも若干けんかごしに。
その後少し仕事を続けましたがこの出来事をきっかけに人生好きにやればいいという感覚に陥りすぐに退職しました。
あのお坊様との出会いが画伯を救ってくれたのでしょう。
でも悪魔ってキリスト教とかじゃないかな。
まあいいや、ありがとう、アーメン。