20頭の犬に追われる。
なんかこのブログ、画伯のどうでもいい思い出を綴る絵日記みたいになってきました。
今日は犬20頭とデッドヒートした思い出を綴ります。
画伯は中学生の頃バリバリのスラムダンク世代でバスケ部に所属していました。
僕の体系からコーチに「お前はシューターになれ」と言われ、三井ひさし目指して世界が終わるまで3pシュートの練習に明け暮れる毎日を過ごしました。(ちなみに不良ではありません。)
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最終的にゴールに全く届かない3pシューターが完成しました。
このバスケ部 では、近くにある野良犬のたまり場で犬を威嚇してダッシュで逃げるというアホな企画がありました。
大学時代そのことを鮮明に思い出した画伯は、友人二人を連れ、実に5年ぶりに野良犬のたまり場に足を運びました。
チャリでおそるおそる現場に向かいました。(走ったら追いつかれるので)
昔は50mぐらい近づいたら吠えまくって飛び出してきたものですが、、
物音がしない。
近年、野良犬をほとんど見なくなったので、あいつらももういなくなってるんだなーと思いちょっぴりセンチメンタルな気持ちを胸に現場まで行きました。
犬のたまり場の広場につくと、案の定大きなプレハブっぽい壁が出来ており、中が全く見られなくなっていました。
小石を壁にぶつけてみても物音一つしません。
友人A「ガセネタか。。。」
友人B「うそつきさんか。。。」
画伯「。。。あっ、エロ本の自販機ある。」
当時彼女もいないゴミクズ3人組は昭和ですかみたいなレトロえろ本を購入。友人Bは持ち帰るとのこと。
結局たいしたスリルも味わうこともなく帰ろうということになりましたが、友人Aが調子こき始めました。
友人A「こんな小石投げても犬は起きねぇよ。」
プレハブをアホな感じにドンドコ叩き始めました。
「ワン!!!」
???
後ろを振り向いたら一匹のちっこい犬が登場。
どうやら犬はプレハブの反対側の金網の向こうにお引っ越しされていた模様。
友人A,B大爆笑。
友人A「逆側からかわいらしいの出て来ましたけど。」
友人B「キュートじゃん!キュートじゃん!!」
しかし画伯はガクブルでした。
画伯はそのチビ犬を見て中学時代を思い出しました。
こいつに続いて人を食いちぎりそうなデカい犬がわんさと出て来たことを。
画伯「お前ら逃げるぞ!!」
(かっこいい。。)
友人Aは僕の発狂っぷりにびっくりして一目散にダッシュでチャリで逃げました。
友人Bは何か余裕ぶっこいてチビ犬に噛まれて
友人B「キュートじゃん!!キュートじゃん!!」
画伯といえば、当然友人Bのことなどどうでもよかったのでチャリで猛ダッシュ。
実はチャリ2台で来てたので友人Bはチャリがない状態に。
無我夢中で逃げてきた画伯と友人Aは、ある程度距離をとったところで後ろを振り返ると。。。
バカでかい犬が友人Bを全力で追いかけてます!!
しかも20頭くらい。
友人B「し、死んじゃう!!死んじゃうー!!!!」
友人B「やだ!!!やだ!!!助けて!!!」
友人B「やだやだやだ!!!ごめんなさい!!!」
なんかジェットコースターにのる時の女子高生みたいになってます。
遠くからでも涙が出ちゃってるだろうなってぐらい発狂してるのが分かりました。
ここで友人Aが勇敢にもチャリで戻りました。
友人A「おい◯◯(画伯の名前)!!急げ戻るぞ!!」
無視しました。
その後、友人Aがチャリで犬を威嚇しながら友人Bを逃がし、命からがら3人は逃げ帰りました。
その後。。。
ひとまず実家に戻って、画伯のお母さんにお茶を出してもらう3人。いろんな裏切りがあり、きまずい空気の中お茶をすすっていると、
友人Bがボソッと一言だけつぶやきました。
「うんこもれちゃってる。。。」